薬草の旅 vol.13|Mitosaya 大多喜薬草蒸留所

2023.06.16

大多喜薬草蒸留所

念願かなってmitosaya大多喜薬草蒸留所へお邪魔しました!
mitosayaを立ち上げられた江口さんはドイツで蒸留酒の蔵で修行し、物件を探している中で県の薬草園と出会って買い取り、
300種類以上の薬草たちが生える5000坪の園と、蒸留機や遠心分離機などを兼ね備えた施設を設立。
クラフト蒸留酒を作ってらっしゃいます。

大多喜薬草蒸留所

普段からお店を開けていらっしゃるわけではなく、時々オープンデーがあってみんなその日をめがけて買いにいきます。

mitosaya大多喜薬草蒸留所

ここで蒸留されているお酒は、グラッパのようにアルコール度数が高く、清い味のお酒です。
口の中でどんどん香りも味も変化して、気化していきます。
ニガヨモギや橙など、薬草や果物の風味はとことん純粋に、体内に速やかに浸透していきます。

mitosaya大多喜薬草蒸留所

もはや月に一回の公開日は、600人ものお客さんが集まるという求心力。

江口さんご夫妻もとっても素敵で、お話の尽きない昼下がりでした。

 

■mitosaya薬草園蒸留所

Address:〒298-0216千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486

https://mitosaya.com/

※この投稿は2019年の出来事のリポストです。

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新田 理恵 (Lyie Nitta)
TABEL株式会社の代表/薬草使。
管理栄養士であり、国際中医薬膳調理師。東洋と西洋、現代と伝統の両面から食を提案する。日本各地のローカルや海外の伝統ハーブの使い方をめぐり、伝統茶{tabel}(タベル)を立ち上げる。
薬草大学NORMや、オンラインコミュニティの薬草のある暮らしラボなども手掛ける。著書に「薬草のちから(晶文社)」がある。