薬草の旅 vol.12|木曽の鯖みそ山菜鍋!

2023.06.07

木曽の山菜鍋

長野県木曽町に立ち寄りました。

王滝村のお母さんのお家に呼んでいただいて、12種類の山菜、どんぐり餅の巾着、
コモ豆腐、豚肉を、鯖の水煮缶の出汁と味噌ベースのスープで仕立てた山菜鍋を教えていただきました。

気候風土の関係で、木曽の山菜はめちゃくちゃ素材の味がしっかりしていて美味と評判です。
あずき菜、たらの芽、天然クレソン、ウド、こしあぶら、うりば(ぎぼうし)、
こごみ、ニリンソウ、ふき、山三つ葉、ワサビの花にワラビ。
手間暇かけて下処理をした、どんぐり餅の巾着が絶妙なナッティさとコクでした!!

次回の秋には、どんぐり仕込みをお手伝いをしてみたいです。
お料理を作ってくださったお母さんの100種類以上植わった山野草ガーデンは天国みたいに綺麗でした。

関東より一足遅い春。
関東〜関西ではもうツツジやシャクナゲも咲いてるけど、まだ木曽では桜も咲いていて、

新しい春の苦味や青い味で、身体ももう一回リセットされたみたいな感覚になりました◎

※この投稿は2018年の出来事のリポストです。

 

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新田 理恵 (Lyie Nitta)
TABEL株式会社の代表/薬草使。
管理栄養士であり、国際中医薬膳調理師。東洋と西洋、現代と伝統の両面から食を提案する。日本各地のローカルや海外の伝統ハーブの使い方をめぐり、伝統茶{tabel}(タベル)を立ち上げる。
薬草大学NORMや、オンラインコミュニティの薬草のある暮らしラボなども手掛ける。著書に「薬草のちから(晶文社)」がある。