ナンテン
2022.10.31
線の細い小さな葉っぱと秋から冬にかけて真っ赤な実を沢山つける薬草。
見た目が美しく丈夫な事から観賞用としても愛され、古くから庭木として植えられてきました。
玄関前やお寺の周りに植えられている姿をよく見ます。
名前の由来ですが、鎮咳薬の生薬としても使われていた事から
「難天(難を転じて福となす)」と呼ばれるようになったとも言われていますよ。
よく成長する木で、自分の背丈を超える南天に出会った事もあります。
◎使用部位ごとの薬効
果実:消炎、鎮咳薬
◎参考文献『日本薬草全書』『本草図譜』