タチバナ

2022.10.21

タチバナの植物画

つやつやと光沢のある葉っぱと小ぶりな黄色い果実が魅力の薬草。

果実は晩秋〜初冬にかけて熟していきます。

日本で古くから野生していた日本固有の柑橘であることから、古事記にも多く登場します。

また、別名をニッポンタチバナやヤマトタチバナとも呼ばれたりしますよ。

寒さには弱い植物ですので、栽培される際には温暖で日当たりのいい土地で育ててあげると良く育ちます。

柑橘類は枝に硬いトゲが付いていますので、剪定する際には牛革手袋を付けてお手入れするとケガをしにくいのでおすすめですよ。

 

◎使用部位ごとの薬効

果皮:解熱、鎮咳、去痰

◎参考文献

『日本薬草全書』『本草図譜』

タチバナの植物画