オウレン

2022.03.25

オウレンの植物画

セリに似たツヤのある鋸状の粗い葉っぱと小さな白い花が特徴の薬草。

ちょうど3月、4月の春頃に開花します。
秋頃に、細い根を除いて乾燥させたものが生薬として使われます。

中国からまだ漢字が伝わっていなかった時代は、「ヤマクサ」「カクマクサ」と呼ばれていたそうです。
カクマは「堅い根」を意味し、クサは「草」の事を意味したそうですね。

栽培をする事もできるのですが、根を収穫するまでに最低5〜6年と時間がかかります。

 

◎使用部位ごとの薬効

 

根茎:健胃作用、抗菌作用、鎮静作用、抗炎症作用、

 

◎参考文献

 

『日本薬草全書』『本草図譜』

オウレンの植物画