伊吹山の旅

2014.07.17

九州からの帰り、故郷の関西に帰って来ました。
薬草の産地で名高い、伊吹山に寄ろうと思ったのです◎

古来から、この山でしか見られない独特の種類の薬草もたくさん自生しています。
織田信長がポルトガルから入ってきた3000ものハーブを栽培しはじめた歴史もあります。
伊吹山の現在はどういう状況なのか?

 

未来をつくるための場を作ってらっしゃるNPO法人ミラツクの西村勇哉さんが、
伊吹山で米作りをされている方をご紹介してくださり、
伊吹薬草の里文化センターも訪れることになりました!

伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境に位置しており、今回は滋賀県側米原から入ります。
ヨモギが有名で、ちょうど訪れたのもその時期でした。

まず、連れて行っていただいた伊吹薬草の里文化センター。
ここの野草園の見学ができたり、薬草風呂も完備。
薬草講座も行なわれています。

色々とお話を伺うと、やはりこちらも薬草を知る人、採取する人は高齢化。
しかし、薬草の採り方をイベントにすると、後日荒らされてしまった経験もあります。
薬草の採れる場所、採り方を伝えるのは、信頼関係が非常に問われるのです。

物産センターには個人が作った薬草茶や薬草入浴剤などがわんさか。
こちらもしっかり買い取りをして、関係を築いていけば薬草茶づくりも進めていけることになりました。