くすりの町•高取町

2014.05.25

高取町は奈良県高市市にある歴史の深い町。
飛鳥の少し南、吉野の少し手前に位置します。(近鉄吉野線 壺阪駅と市尾駅あたり)

くすりの町•高取と呼ばれるようになった起源は、飛鳥時代に遡ります。
日本書紀によると、612年5月5日に推古天皇と聖徳太子が、馬に乗って高取に来て薬猟りを行なっていました。男性は鹿の角を切り(生薬になる)、女性は薬草を摘んだそうです。
渡来人の東漢氏も既に住み着いていたこともあり、大陸の思想や医療とも関わりが深かったのではないかと推測されます。

しばらく時代は流れて戦国時代。
豊臣秀吉が勢力を伸ばすと、弟の秀長が大和(奈良)の国主になり、高取城という山城が築かれます。
お城に向かう道は土佐から来た人が道作りに貢献したことから土佐街道と呼ばれ、古き良き町の面影を残しながら、高取町のメインストリートとなっています。

土佐街道には薬祖神さんと呼ばれる神社や観光案内所、くすりの資料館もありますので、是非お散歩してみてくださいね。

DSC_3811
DSC_3808
DSC_3813

Photo by 中島 久美子(写真家)
http://www.facebook.com/recollections.photographer.kumiko
Written by 新田 理恵(tabel)